試作品製作のご依頼を中心に、長年金属追加工を承っております。工作機械や素材のメーカー様、大学をはじめとした研究機関など、あらゆる提携先と協力し合うことで、新しい追加工技術を追求してまいりました。特に非接触の放電加工においては世界的に見てもトップクラスの技術力を持っており、導電性セラミックの超精密追加工技術を世界で初めて確立する等、大きな成果を上げております。
AM追加工.com の役割
AM追加工.com はAM(Additive Manufacturing)や金属3Dプリンターと言われる粉末積層造形法で製作された製品の課題解決パートナーです。
ドローンやeVTOL(空飛ぶクルマ)に代表される次世代高速移動体は、軽量かつ高強度な素材筐体が要求されており、ハニカム構造や立方体格子構造のラティス構造体を、AIを駆使して粉末積層造形法で製作される次世代工法への転換が図られています。
この工法の最大の課題は、造形時の熱変位対策で、ノズル穴のような高精度な小径穴を設計段階から造り込むことは困難で、無垢なままの未完成な造形仕掛品を、『私、絶対失敗しないので』と言い切れる人に追加工を託すしか術は無く、このような超ハイリスクな要求に応えるために新たに設けられたのが、AM追加工.com です。
運営母体企業は株式会社橋川製作所で、大手企業のOEM生産を30年以上継続しており、SiC製の非球面レンズ超精密金型や超硬合金製のスローアウェイチップ量産金型等、ジャパンのブランド価値を、表舞台に立つことなく水面下で影武者や黒子に徹して下支えし続けてきた中小零細企業群の中の一社で、弊社は特殊加工法の中でも最も難解と言われる形彫り放電加工法にフォーカスし続け、オンリーワン技術磨きに徹してきた企業です。
AM追加工.com を満を持して立ち上げた株式会社橋川製作所は、高品位で高精度な仕上げ追加工ニーズの受け皿として、材料密度の低いポーラスなラティス構造体であっても、非接触加工法ゆえに母材へのダメージは限りなく小さく、内部構造体も壊すことなく、バリの無い、高品位かつ高精度な追加工が可能です。
インコネルやハステロイをはじめ、様々なセラミックス系の新素材にも対応しており、次世代ものづくり工法の最右翼と言われるAM追加工ニーズを強力にサポート致します。